おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

なんとなく不安定な方へ

人のからだは常に揺らぎながらも体内の水分や塩分、糖分の濃度や量、あるいは体温や血圧を「ある範囲内」に保っており、その範囲を外れなければ命が危険な状態に陥ることはありません。これをホメオスタシス(恒常性)といい、このしくみが備わっているため…

人の体はゆがみやすい

人は二本足で立って歩くため、高い位置にある頭まで酸素を乗せた血液を運ばなければなりません。そのためには一定の血圧と体温を保つためのメカニズムが必要となり、進化の過程で心臓の右側は血液を肺へ送るポンプ、左側は血液を全身に送るポンプと役割を左…

心地よいほうへ

治療家は健康になる手助けをするだけで、健康を目指し生き生きとした暮らしを手に入れるのはその人自身です。なぜなら、体には自分で健康を維持するための命のしくみが備わっているからです。私が、ただ痛みから逃れられればいいという対処療法ではなく、根…

一人ひとりの体質と暮らし

毎日毎日、たくさんの人のてあてをさせてもらっていると、本当に一人ひとり体質が違うんだなと感じます。 例えば、初めていらっしゃるまで痛みどめだけに頼っていた方は、副作用から肝臓や胃が強く緊張していることがあります。それが痛みが和らぎ痛みどめを…