おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

虹色の長ぐつはいて、お日様色の傘さして

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全国的に雨の日が続いています。凪が大人のように傘を持ちたがるので、凪にちょうどいい大きさの初めての傘を買ってあげました。いつもの虹色の長靴をはいて、ピカピカのお日様色の傘さして、ご機嫌で散歩に出かけていきます。風に吹かれて傘ごと一緒に倒れそうになって、隣を歩く私が代わりに傘をさしてあげようとしても、小さな傘を強く握った小さな両手を絶対に離そうとはしません。そして「凪、楽しい?」と聞くと、ニッコニコの笑顔を傘からのぞかせたり引っ込めたりして嬉しそうにします。

さあ、大人の私はどうだろうか。穴だらけの傘さしてフラフラになって歩いてないだろうか。

まあ、鼻の頭が濡れるぐらいの穴は開いていてもいいや、今日もニッコニコでいこう。

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