おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

はじめに

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初めまして。

私は群馬県北部の山村で徒手療法(てあてする人)を営んでいます佐藤勝美と申します。

子どもも大人も動物たちも、みんな元気に
それぞれが心地よく暮らし
それぞれが活かし合う

そんな健康と暮らしを大切にてあてをしています。

人の身体は、たくさんの視えにくく見失ってしまいそうなものによって支えられています。それはおなかの内にある自律神経や潜在意識、暮らしの中で触れ合う環境や人々などなどです。

そして身体はバランスを失いそうになった時、色んな表現で知らせてくれます。それは姿勢の歪みや何気ない表情、声のトーン、皮膚の張りや筋肉の緊張など、身体の表面から観たり触れたり、身体の奥に感じたりできるものなのです。

このブログをお読みの方も、きっと何らかの身体の不調にお悩みだと思います。皆さんがお悩みの痛みや身体の不調の多くは、おなかから整えなくては改善しません。しかし、何もおなかを整えるのは治療を受けるだけではありません。自分でできることもたくさんあります。それに健康であれば、無意識のうちに自然とおなかの調子は整えられているのです。その働きをしているのが自律神経です。

自律神経は身体の不調を知らせるために様々な症状を起こします。痛みもその一つです。身体のどこかを痛めたとき、そこを治すために腫れや熱、痛みを起こし、自然治癒力が働きます。そのとき痛みは「さらに悪化しないように身体を休めなさい」と教えてくれるのです。そして痛みが治まり身体が回復したら、再発しないように原因を探り、それを取り除いておかなければなりません。

痛みや不調には身体が伝えるメッセージがあります。「思いもよらぬことがその原因ですよ」と、伝えているのかもしれません。痛みなどの症状は辛いですが、ただお薬で抑えるだけでなくそのメッセージを聞いてあげてください。

健康を手に入れる第一歩は、自分の身体の声に耳を傾けることです。そんなとき役立ちそうなお話をいくつか綴ってみました。これらのおなかのお話があなたの健康に役立ち、あなたが誰かの健康の手助けになり、未来の子どもたちにも何か伝えることができたら嬉しいです。