おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

朝露に濡れた畑で

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私の朝の日課は、カギしっぽのシロをおともに庭の畑の見回りから始まります。
今朝も朝露に濡れた自然農法の畑はキラキラしていました。

今年の春からは出産前後の生活で忙しく過ごしていましたが、自然農法の良いところはほんのちょっとの手助けで十分、手間要らずなこと。
耕さない、肥料も入れない、余計に畑から持ち出さない。
命を全うした野菜も雑草も土に帰り、多くの虫やカエルや鳥たちがそこで生態系を作る。
種から芽を出して他の雑草に負けてしまいそうなときだけ、ちょっと手を貸してあげる。
管理された畑と違い稔りはバラバラ、場所によって早く実をつけるとこもあれば、随分遅れて実をつけるところもある。
そしてサイズもバラバラ。
それでも今年の不安定な夏にたくさんの実を稔らせ、また来年のための種を残してくれました。

人の子育てもこんなふうにいきたいものだ。
命は全て初めから力を持っている。
早いも遅いもあり、大きいも小さいもある。
でもそれぞれが周りに生かされながら全力で今を生きている。
それだけで十分だ。

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