おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

そろそろ体を動かしてみますか

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夏の終わりに体が冷えてしまったとき、体温を上げるのにはいくつかの方法があります。
例えばお日様にに当たるとか、食べてエネルギーを作るとか、お風呂に入って温まるとか、上着を着て体温が逃げないようにするなどです。
そしてもう一つ、真夏の暑いときには控えていた、体を動かして体温を上げることもそろそろ始めてもいいかもしれません。
自分では冷えなんてまだまだと思っている人でも、おなかは随分と冷たくなっていることがあります。
意外と体の深いところの感覚は分からないものです。

自律神経は体を温めるために熱を作る必要があるときに、無意識に体を震わせて熱を作り出します。
筋肉が動くことによって体を温めてくれるのです。
しかし普段から体を動かす習慣のない人は、筋肉が硬くなり柔軟性がありません。
ですから無意識の働きに頼らず、意識的に体を動かす習慣も必要です。
寒さが本格的になる前に少しずつ体を動かす習慣を始めてみるといいですよ。

かと言って、激しい運動をする必要はありません。
朝起きて深呼吸をしたり、気持ちよく歩いたり、心地よい動きをするだけで十分です。
音楽が好きな人だったら歌を唄ったり、楽器を弾いたりでもいいでしょう。
好きな音楽を聴いて心地よい時間を過ごすだけでも体をほぐしてくれます。
秋の始まりに向けて、体と一緒に心も揺さぶってみませんか。

naizotyosei.info