おなかにてあて

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勇気を持って休んでください

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子ども達が夏休み中のある日、よく来てくれる高校生の女の子から電話がかかってきました。
中学生の時から何かあると、必ず自分で電話してきてくれる女の子です。
以前から股関節に痛みがあって、それでも無理して部活動を続けていたら、今朝太ももの方まで痛くなってしまい、前にも無理をしたら同じところを悪化させたので心配になったそうです。
母親もひどくならないうちに観てもらった方が良いのではと言っているそうなので、その日の夜に来てもらうことになりました。

観させてもらうとけがの方の問題もあるのですが、循環器系の疲れも強く観られます。
猛暑の夏、炎天下でスポーツをする子ども達にも相当な負荷がかかっていることでしょう。
大人が気づいてあげないと、暑い日でも子ども達は夢中になってしまいます。
今でもスポーツにすぐ根性論を持ち出すコーチがいますが、あまり医療に頼らず粗食を食べ、野山を駆けずり回って遊んでいたおおらかな昔と同じように考えてはいけません。
今の子ども達は思った以上に忙しく、様々なストレスにさらされています。
精神論ではなくてもアスリートにとって、けがを繰り返さずパフォーマンスを上げていくには休息はとても大切です。
ちょうど3日後から部活動はお休みに入るそうです。
痛みが治まるまで勇気を持って休むことと、どうしてけがをしたのか、再びけがをしないためにどう工夫するかなど、自分の身体に何か異変が起きた時に、自分で考える習慣を持つことの大切さを伝えました。

でもこの子はよく観て、考える習慣があるので大丈夫だと思います。
スポーツをする時、腰に負担がかからないように、胸を張り腹圧をかけてプレイすると良いですよとアドバイスすると、「あっ、それで先生は時々遠くを見るんだ。」と言われたことがあります。
私が調整中に時々、胸を張り腹圧をかけ、意識して視線を持ち上げるのを観ていたのです。
最後に改めて「勇気を持って休みなさい。」と言うと、「先生もね。」と返されました。
本当によく観てますね。
私も時々、疲れた表情でもしていたのでしょうか。
大人も子ども達のために気をつけなくてはいけませんね。

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