おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

一緒に育ち、今を生きる

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凪はスクスクと育ち、泣いたり笑ったり表情が豊かになり、手足も大きく動かすようになってきて、毎日毎日を全力で生きています。
その姿を見て、親として全力で守らなければと感じます。
しかし反面凪が、私たちに何か大切なことを思い出させてくれているのではと感じることが強いのです。

新たに体験する一つ一つのことを、真っ白な気持ちで向かい合い、全力で生きられているだろうか。
大人になり色々な経験をして、色々な知識を得てはいるが、産まれたときに持っていたこの感覚を忘れてしまっていないかと問われているように思うのです。
それは美しい自然や、力強い野生動物に触れたときに感じる感覚と似ているように思います。

凪が新しく産まれたと同時に、私たち親ももう一度生まれ変わり、新たな人生を与えられたのかもしれません。
近頃、自分自身の記憶のある小さな頃からの出来事をよく思い出します。
小さく幼かったためにあきらめてしまったり、うまくできなかったこと。
大人になったために何でそんなことをしてしまったんだろうと思うこと。
色々です。

今こうして、小さなときに感じていた感覚を思い出し、大人として生きたとき、自分には何ができるんだろう。
今私には強く前に引っ張られる感覚があります。
それをまた忘れてしまわないように、凪と向かい合って一緒に育ち、今を生きていこうと思います。

naizotyosei.info