おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

寄りそって眠る

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添い寝やおんぶといった日本に古くから伝わる習慣は、子どもの触刺激を満たし、生まれたばかりの赤ちゃんにとってはとっても心地よいのです。
視覚や聴覚の発達が十分でない新生児期は、触刺激が心や身体の発達に大きな影響を持ちます。
この時期にしっかりスキンシップをとってもらえなかった子どもは、その代償として指しゃぶりや、耳や鼻や髪をひっぱったりするそうです。

我が家には寄りそって眠るのが大好きな連中がたくさんいます。
隙あらばすぐにくっついてきます。
人間にしろ、動物にしろ、幼いときの保育環境は、子どもの生涯の精神と身体の健康に大きな影響を及ぼします。
母性行動の多い親に育てられた動物は不安やストレスが少なくなり、親になったときに自分の子の世話をよくするといいます。
母性行動は自分の子どものみでなく、次世代の子どもたちにまで影響するのです。

「しょうがねえなぁ、みんな甘えん坊で。」なんて思ってましたが、もしかしたらみんな私たち夫婦に添い寝してくれてたのかもしれませんね。
おかげで私たちは凪に寄りそって眠ることが幸せでたまりません。
みんなで私たちの母性を育ててくれていたんだ。
と思ってたら、母ちゃんと凪が戻ってきたらヤキモチ合戦が始まったりして。
まあ、それはそれでいいか。
冬には薪ストーブを囲んで、みんなで寄りそって眠ろうね。

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