おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

夕凪

f:id:naizotyosei:20190808071019j:plain

暑い日が続いています。
それでも標高の高い高山村では、夕暮れ時、気温が下がりホッとする時間が少しづつ早くなってきました。
海辺の地域では、夕方海風から陸風に変わり、無風状態になることを夕凪と言います。
群馬県には海がありませんが、暑かった昼間から少し涼しくなった夕暮れへの変化は夕凪と言ってもいいのかもしれません。

勝美内臓調整療法院に来てくださる方たちも、随分夏の疲れが見え隠れするようになってきました。
昨年の猛暑でも、夏の終わり頃にはひどく体調を崩された方がいました。
昨年とは違う流れですが、今年の長い梅雨からの暑い日々は強く体に応えます。
どんなに忙しい日々の中でも、少しだけ心を落ち着かせ穏やかに過ごす時間が欲しいですよね。

生まれてまだ十日ほどの凪は、夢中でおっぱいを吸いながら一日一日を生きています。
顔を真っ赤にしておっぱいを飲んでいたかと思えば、大きなあくびをしてぐっすり眠ってしまいます。
一日を夢中で過ごし、夕凪のように穏やかに眠る。
いつまでもこんなふうに生きていてほしいと願いながら、夕暮れの合間に庭に水撒きをしました。

naizotyosei.info