おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

コミュニケーションとホルモン、そして感情

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人は触れ合っていてこそ生きられるのだと常々思います。
そして触れ合いは刺激となって体の中に伝わりホルモンを分泌させ、そのホルモンを使って体の中では器官と器官のコミュニケーションが始まります。
ある器官がホルモンを使って別な器官と連絡を取り合って、協力して体のバランスを保つために働きます。
コミュニケーションは体の中まで伝わるのです。

そして、ホルモンの分泌に自律神経も交わってきます。
中枢神経の一部でもある視床下部はホルモンの分泌を調節する機能を持っています。
ホルモンも自律神経も独立したものではなく、人体の機能の調節という目的のために互いに補い合う関係にあるのです。

さらに視床下部はその周辺の脳から、精神的、情緒的要因や体内外界からの信号の影響を受けています。
つまり、ホルモンの分泌や自律神経の働きには、環境やコミュニケーションから来る感情やストレスが大きく関わっているのです。

特に乳幼児との触れ合いは、コミュニケーションがただ情報を伝えるだけではなく、それが体の中に伝わり、体を育む力を起こします。
成長期は、これから長い人生を生きていく上で、ベースとなる生きる力を作り上げる時期なのです。

私たち親子は少しでも多くの触れ合いを楽しむために、布おむつでがんばってみようと思います。
親はたくさん触れ、子は「出ちゃった」「気持ち悪い」など色々感じて感受性が育つ。
母ちゃんはおっぱいで忙しいから、おむつ洗いは私の仕事ですね。
楽しみです。

naizotyosei.info