おなかにてあて

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おっぱいとオキシトシン

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皮膚や筋肉、関節へ刺激を入れることにより、反射が起き自律神経機能を変化させる一方で、内分泌機能をも変化させます。
内臓調整療法師が体表から入れる刺激は、このメカニズムを基にしています。

そして、お母さんが赤ちゃんへおっぱいを与える時にもこのメカニズムが働きます。
赤ちゃんがお母さんの乳頭を吸引すると、それが脳の視床下部に伝わりオキシトシンというホルモンの分泌を増やします。
分泌されたオキシトシンは血液の中を伝わり乳腺に達して、乳腺を収縮させおっぱいが出るのです。
このとき、オキシトシンの他にもプロラクチンというホルモンの分泌も活性化され、プロラクチンは赤ちゃんが飲んだ分、また新しいおっぱいを作るのに働きます。
つまり、豊富なおっぱいはお母さんの乳頭を吸われることによって維持されるのです。

しかし、作り出されるおっぱいはもともと個人差が大きいのですが、様々なストレスによっても変動してしまいます。
赤ちゃんが乳頭を吸う刺激が伝わる視床下部というところはストレスの影響を受けやすいところなのです。
お母さんが強い不安やストレスを感じると視床下部に抑制がかかり、おっぱいの産生が抑えられてしまいます。

新米ママも、うまくおっぱいが出ないからといって悩み過ぎないでください。
うまくいかないときは、人工乳を頼ってみるのもいいかもしれません。
大切なのは、深い愛情を注ぎ、安心して育てることです。
母親がリラックスしていれば、段々とおっぱいも出やすくなりますよ。

実はこのオキシトシンは母親だけの特権ではありません。オキシトシンは男性でも生成され、近年では父子間を含む人間関係を深める作用があると言われています。
生後数ヶ月の赤ちゃんを育児している両親の血漿中のオキシトシン濃度は、ほぼ同じぐらい含まれているというデータもあります。
父親の場合、赤ちゃんに触れ、一緒に遊んだりするとオキシトシンは増えるのだそうです。
もしかしたら、我が家の犬や猫も触れ合うことにより、みんなオキシトシンの分泌が増えるのかもしれませんね。
よし、母ちゃんだけに任しておけないぞ、家族みんなで触れ合いだ!

naizotyosei.info