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健康寿命と予防医学

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今では私たちの寿命は延び続け、人生90年に手が届こうとしています。
しかし一方で、自立した生活を送れる期間「健康寿命」は、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かりました。
これは支援や介護を必要とする期間が、平均で9〜12年もあるということです。
長い人生、いつまでも元気に過ごすためには健康寿命を延ばすことが必要なのです。

平均寿命が延びた反面、多くの日本人の生活は複雑になり、様々なストレスを強いられるようになりました。
様々なストレスとバランスをとるように、嗜好を満たす楽しみや食べ物も次から次に生み出されますが、ストレスを発散できてもエネルギーを使いすぎれば疲れてしまうし、嗜好性だけが強い食べ物はかえって体に毒になることが多く、血液の流れや免疫が段々と壊されていってしまいます。

それに対し、症状さえ治まれば良いという対処療法を続けていたら、やがてもっと辛い症状に悩まされてしまいます。
そして遂には自立した生活を続けることは難しくなり、寿命は続いても健康寿命は終わりを告げてしまいます。
それを防ぐためには予防医学が必要なのです。
転ばぬ先の杖とはなかなかいかないし、心配ばかりしていてはそもそも人生はつまらないものになってしまいます。
しかし、細胞レベルで壊れてしまうような重い病気を患らってから、生活習慣をもっと気をつけていればと後悔したくはありません。

私たちには、人生を最後の時まで本当の意味で幸せに暮らせる健康法が必要なのです。
そして、それを周りの人と共有して喜びを分かち合い暮らしていきたいものです。
過去の歴史の中で、同じ種の仲間を幸せにすることを喜びにできた種属だけが、永い期間種をつないでこられたそうです。
なかなかの難問ですが、最近治療家としてこんなことを考えずにはいられなくなりました。
ある意味、治療家とは幸せな仕事なのかもしれません。

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