おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

左右の肩こり左右の自律神経

f:id:naizotyosei:20190511091639j:plain

あなたは左右どちらの肩がよくこりますか?
利き腕と同じ側がこる人は「こちらの腕を使い過ぎたからかしら」と言い、反対側がこる人は「こちらの腕を使わないからかしら」と言います。

確かに 日常の動作や姿勢も肩こりの原因となりますが、それだけではありません。
脳や内臓の疲れなどから自律神経のバランスが乱れ、その影響が肩周辺の筋肉に異変を起こし、それが肩こりの大きな原因となるのです。

内臓をコントロールしている自律神経の多くは左右の脳からそれぞれ起こり、首を通り肩周辺の筋肉に枝をのばして、左右それぞれが違う経路をたどり多くの臓器をコントロールしています。
つまり左右どちらかの自律神経の緊張が、枝をのばした肩の筋肉にこりを作るのです。

それが食べすぎなどの一時的な体調の乱れが原因なら、体を休めることにより肩こりもなくなりますが、習慣的に生活が乱れていると、硬くなった筋肉のこりが元にもどらなくなってしまいます。

たかが肩こり、されど肩こり。
その奥に自律神経の乱れが隠れているのです。

naizotyosei.info