おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

おなかとこころはリンクする

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突然襲う頭痛やめまい。
そして、
それにともない強い不安が襲う。
何か自分がこわれてしまったかと心配になります。
しかしそれらの症状は、自律神経や血液の流れなど、おなかのバランスがくずれてしまったために起きることがほとんどです。

自律神経には活動時に働く交感神経と休息時に働く副交感神経があります。
それらはただ単純に切り替わって働くのではなく、実に精巧にバランスをとっています。
その表情は多様であり、一人の体の中には、交感神経の緊張が強いところもあれば副交感神経の緊張が強いところもあります。
そしてそれは、季節や環境が変わることによっても変化します。
大切なのは揺らぎながらもある一定の範囲内にバランスをとっていることなのです。

その多様な表情は気持ちにもリンクして現れます。
自律神経が不安定になると同時に気持ちもうまく切り替えられなくなって、強い不安や興奮から逃れられなくなってしまうことがあるのです。
過剰に思い悩まず、少し落ち着いて原因を考えてみましょう。
それは食べ物かもしれません、運動かもしれません。
ほとんどが変えられることばかりなのです。

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