おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

かぎシッポのシロ

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我家に家族が増えました。
オス猫のシロ。
シッポの先が鉤(かぎ・物を下げたりするために先の曲がった器具など)のように曲がっている。

野良だったシロに気がついたのは去年の12月10日、うっすらと白雪の積もった朝です。
縁側に置いておいた白菜の上に白い布を掛けておいたら、そこを白猫ちゃんが間借りしてスヤスヤ寝てました。
それから毎日、我家の犬たちもみんな寝静まる頃にやって来て、朝日が昇るとどこかへ出かけて行くようになりました。
そして始めの頃からなんとなく私たちは、「シロ」と呼んでいました。

野良のわりには人なつっこく、「今日はお出かけが遅いな。」なんて日に、近寄って「シロ、おはよう。」と、声をかけても逃げません。
そのうち、朝5時半ぐらいに私が薪ストーブの掃除のため玄関を開けると、近寄って来て「ニャ〜」とあいさつに来るようになりました。

実はシロの存在には一年くらい前から気がついていました。
犬の散歩をしていると色んなところでたたずんでいるシロを見かけけていたのです。
とにかくどこにいてもじっと静かに座っていたのですが、その理由が縁側に来るようになって分かりました。
少し目が悪いようなのです。
視界が狭いためにあまり機敏には動けないようです。

そんなこんな考えているうちに年が明けて、猫たちの盛りの季節に入りました。
決断する時は早いものです。
「縁側で猫が増えてもなぁ〜。シロ、うちの子になるか?」
意味が分かったか分かっていないかは分からないが、シロが「ニャ〜」と答え、家族の一員になりました。

甘え上手だったシロの勝ちです。
これもシロの生きる術なのか、自分の弱いところが分かって我家の縁側に来たのかな。
私にとっては、からだとの向き合い方を教えてくれる先生がまた一人増えました。
これから時々、ブログにも登場しますからよろしくお願いします!

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