おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

お留守番

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ただ今母ちゃんは出産を控えて入院中。
父ちゃんとゆかいな仲間たちは留守番中。

ただしゆかいな仲間たちの一日は、食っちゃ寝、それ以外遊ぶの繰り返し、たまに調子に乗ったクロをしっかり者のダイコが叱ってくれるだけ。
オジー猫のシロは少し目が不自由なためか、人の側が一番安心。
私が仕事以外のときはストーカーのように私を追いかけ回している。
お陰様でほとんど予約もいっぱいなので、それまで母ちゃんが行ってくれてたクロとダイコの午後の散歩もほとんど行ってあげられない。
しょうがないから、日中は我が家の小さなドッグランで二人で過ごしているが、時々勝手口の網戸ごしに私の様子をのぞきに来る。
私には「父ちゃん忙し過ぎやわぁ、ちっともかまってくれへん。」という声があっちこっちから聞こえてくる。

先日入院中の母ちゃんが「子育ての本とか読んだほうがいいかな?」なんて、まじめに聞くもんだから、私たち夫婦がそろって幼いころ大好きだったムツゴロウ王国の本を持っていってあげた。
そこには猫と寄りそってスヤスヤ眠る赤ちゃんや、犬たちと一緒にたわむれて遊ぶ子どもたちの写真が写っていた。
案の定母ちゃんは大喜び、作戦大成功。

夜仕事が終わるとしばらくの間、午後の散歩に行ってあげられない分、小さなドッグランでブラッシングをしてあげながらクロとダイコとゆっくり過ごす。
そして、やっと一日を終えて布団に入ると、シロは待ってましたとばかりに、ものすごい勢いでベッドに飛び乗ってくる。

もちょっと待ってなみんな。
もうすぐカツゴロウ王国が始まるよ。
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