おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

回り出す感じ

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皆さん、エネルギーとか代謝って意識したことがありますか?

一昔前は私たち治療家が「エネルギーを回しましょう」なんて言い出すと、何かうさん臭く思われたりしましたが、近頃は予防医学や分子整合栄養学が少しずつ広まってきたお陰で、それらの言葉が随分と一般的になってきました。

それでも「細胞レベルでエネルギー循環を意識しましょう」なんて言えば、まだまだ「???」って顔をされることが多いです。

実はそんなに難しいことでもないので簡単にお話ししてみましょう。

人は食事を摂り消化して、栄養を吸収して要らないものは排泄します。栄養は吸い込んだ酸素とくっ付いてぐるぐる回ってエネルギーを作ります。そのエネルギーが満たされているほど健康は保たれ、活動量に対してエネルギーが不足してしまえば疲れて元気がなくなってしまいます。そのぐるぐる回り出す感じを意識すればいいのです。

エネルギーがうまく回っていない時はどうなるでしょう。ただただ疲れて動けなくなるだけではなく、頭がぼおっとしたり、気分が落ち込んだりすることもあります。そして不思議なことにエネルギーが不足し始めた初期には、かえって無理やり動くかのように動き回ったりすることもあるのです。底を突きそうなエネルギーを絞り出すかのように使ってしまうのです。これではいつか倒れてしまいます。

それに食欲がなくなることもあります。食べなくては栄養が摂れないのに食べたくないのです。不思議ですね。

実は様々な身体の働きの中で一番エネルギーを使うのは消化なのです。ですからエネルギーが不足すると食べて消化するだけでも重労働になってしまうのです。

こんな時は自然な食事でがんばろうなんて意地を張らずに、良質なサプリメントが手に入ればそれを活用するのがおすすめです。エネルギーをたくさん使う消化というプロセスを楽にして、吸収しやすい形で栄養を体内に取り込むのです。エネルギーが充電され元気になれば、また自然な食事を楽しんでください。

このようにエネルギー不足は、その人の体質によって様々な形で表に出てきます。表に出てきた症状だけ視るととてつもない難病かと思ってしまうことが、エネルギーがうまく回っていないことから始まっていることが意外と多いのです。

ぜひ、回り出す感じを意識して健康を感じてみてください。