おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

今、育つところ

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凪は股関節が引き締まり、膝にグッと力が入るようになって急に身長が3cmくらい伸びました。骨が長く伸びたというよりも、しっかり身体を支え二本脚で立てるようになったぶん身体が伸び上がったように見えます。

姿勢の変化は暮らしの何気ないところにも現れます。おしっこの回数が減っておしっこをしたらちゃんと教えてくれるようになったり、散歩の時にはちょっとした段差を登ったり降りたりが楽しいようで、土手があり、小さなわき水の流れのある田舎道は、ちょっとした障害物競争のようです。

できないことができるようになるのはとっても嬉しいみたいです。時には調子に乗ってクロにまたがってみたりします。どちらかというと自分が甘えん坊でいたいクロも、「凪がそうしたいならしょうがねぇな」とじっと動かずに我慢してくれます。

子どもも動物たちも小枝一本あるだけで、夢中になって遊ぶことがあります。もちろんつまずいたり転んだりもあります。それでも、今その時をちゃんと工夫しながら育っていくものです。大人はそれを見守り、むしろ環境を守ることに専念したほうがいいようです。これが環境が壊れ社会が複雑になると、凝り固まった大人の思考の枠の中から、やれ子ども成長のためにはこれがいいとか、これは将来に役立つとか言い始めたりします。それでは、生きるために今ここで限りなく子どもや動物たちが想像する世界は、かえって狭くなってしまうこともあるように思います。

大人は子どもや動物たちを見て、自分たちが学ばなければいけないのかもしれません。その上で未来にどんな環境を残せるのか夢中で考えたいと思います。