おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

下がるに気をつける

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週末は雨模様、このところ急に秋の気配が深まりました。こんな時には気温が急激に下がり、体調にも大きな影響を及ぼします。皆さんどうか体調管理には十分に気をつけてください。

私も普段調整を施す時に、その人の体調を止まった状態で観るのではなく、自律神経や循環、そしてホルモンなどの力が上がっているのか下がっているのかを捉えるようにしています。その力の方向性を観ているのです。

バイタルサインで言えば体温が上がったり血圧が上がったりと、あまりに急激に上がるときは気を付けなくてはなりませんが、それ以上に下がっている時には十分に注意が必要です。風邪を引いた時、熱が上がっている時は以外と動けて元気でいられるのですが、熱が出切り、下がり始めた時には身体を休ませなくてはなりません。養生が必要なのです。

そして、上がっている時は力も上がっているのです。身体を壊すほどの異常でなければ、あまり手を加えずに身体が起こしている反応に任せて、あとはちょっとバランスをとってあげればいいのです。これが下がっている時にはそうはいきません。力が弱くなる方向に働いているのです。命の力が弱ってしまわないように、何かしら底支えしてあげなくてはなりません。

検査数値にも気をつけてください。よく上限ばかり気にして、上限数値内に収まっていれば大丈夫と考えている人がいますが、体温や血圧はもちろん、血糖値やコレステロール、尿酸値、肝機能を調べるためのγ-GTPなどの酵素の量を表す数値は低ければ良いというものではありません。それらは、身体にとって不必要なものではなく必要なものなのです。高くても良くないし、低くても必要なものが不足している可能性があるのです。

もちろん気持ちの問題も大切です。気分が落ち込んだり、不安になったりしているときは気をつけてください。気持ちの免疫が下がっていれば、身体の免疫も下がっています。私は調整の後にできるだけ良いところを伝えて励ますようにしています。命を上向きにして帰っていただきたいのです。

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