一昨日の夜からシロの具合が悪い。夜に何度も吐いてから、食べては吐き食べては吐きを繰り返しています。
凪がお腹に宿ったと同じころに野良猫から我が家の一員になったシロ。それからずっと凪と一緒に過ごしています。シロは凪に噛みつくし、凪はシロを踏みつけるし、それでもなぜか二人は一緒にいるとお互い安心するらしい。シロは一体何歳なんだろう。きっと我が家にやって来る前に何年も野良生活をしていたんだと思う。そんな決して若いとは言えない風貌なのです。そんなシロが一日以上吐いたりを繰り返しているもんだから、うちの母ちゃんはずっと心配で落ち着かないでいます。今朝になっても調子が悪そうだったら、我が家から車で1時間以上かかる動物病院に連れていくつもりでした。
でも今朝になったら、ここ一日吐き疲れて声も出なくなっていたのが、いつものように「朝ごはんはまだかニャー」と鳴いて催促してきました。どうやら今回も自力で立ち直りそうです。いつものことだが、シロは調子が悪そうに見えても、「いつ俺が調子が悪いと言った?」って顔をして凪の横で休んでいます。そんな凸凹家族を安心させるのが私の役割だと思っていますが、いつもシロの顔を見ると「まだまだだニャー、お前がまず安心しろ」と言われてるように見える。シロと凪からは教えられてばかりです。
それでも安心安心。こうして我が家は成り立っているのです。