おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

おなかから目覚める

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おおさむこさむ、寒い寒い寒の内まっさかりですが、毎朝日課の犬たちの散歩の時間には少しだけ日の出が早くなったように感じます。お日様が長く顔出すようになったと思うだけでも気分はポカポカしてきます。春が待ち遠しいですね。

それでもあわてないあわてない。冬の間熱を作り出すために、体はエネルギーを消耗しています。少しずつ体を起こすように動き出し、動いたら水分栄養を補う、そうしておなかから目覚めていくぐらいでないと、急に手足を全力で動かしたらおなかのエネルギーは空っぽになってしまいます。それに、そうならないように体はまだまだ丸まっていたいのに、急に筋肉や靭帯を伸ばしたらちょっとしたことで傷んでしまいますよ。

そこで私のおすすめは、あぐらをかいてだるまさんのようにゆらゆらと揺れてみること。ヨガの瞑想やお寺さんの座禅のようにです。先ずはお部屋を暖めましょう。そしてお尻の座骨でしっかり座り、骨盤の上に背骨を積み重ねるように背筋を伸ばします。でもなかなか真っすぐ支えてじっとしているのは大変ですね。そこで目を閉じて頭を空っぽにして、おなかで息をするように集中してみましょう。すると無意識にだるまさんのようにゆらゆらと揺れてきませんか。とにかく気持ちよく気持ちよく、おなかが温まる感じ。そうそう、ゆらゆらゆらゆらおなかを揺らし、そのうち花が咲き鳥が鳴き、春はやって来ます。

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