おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

ダイコは静かにじっと待つ

f:id:naizotyosei:20201127232537j:plain

昨夜は我が家のすぐ隣で花火の打ち上げがありました。さぞかし迫力満点だろうとうらやましがられそうですが、実はそうともいかないのです。確かに地響きがするほどの迫力なんですが、家の中ではダイコが大変なのです。

屋久島生まれの屋久島犬ダイコ。普段は野生の熊の気配にもひるまない勇敢なダイコも、花火だけはてんで駄目。打ち上げの最中怖くて怖くて家の中をぐるぐるぐるぐる。そんなダイコを落ち着かせようと我が家は花火どころではありません。さすがのダイコもそれから二日間は食事もろくに摂らずに静かに過ごしていました。静かに回復を待つ時間を作るのです。こんなときのダイコは野生の本能に従います。

生後2ヶ月半ほどで飛行機2本乗り継いで屋久島からやって来たダイコ。7人兄弟で生まれ、それぞれ七福神から名付けられ、ダイコは大黒様のダイコ。身体能力がとても高くいつも全力で生きています。そしてしつけなんて一つもしたことがないのにちゃんと私の言うことは聞くし、いつも私の気配を気にしてます。その分甘え下手で、自由気ままな我が家の他の面々たちとは正反対です。

それにしてもダイコ、はるばる屋久島から群馬までよくやって来たね。私もダイコに出会えて嬉しいよ。だってダイコとはとってもフィーリングが合うし、いつだってダイコのように生きたいと思うんだ。

これからもよろしくね、ダイコ先生。