おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

体のリズムを変える

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背骨を整える調整を今まで受けてこなかった方は長年凝り固まったところがあるため、当院を初めて訪れそこを解き放ってあげると、「今までどこに行っても良くならなかったんです」とびっくりするぐらい喜んでくれます。またギックリ腰などの急性の症状の場合は、可動域を超えて動いた背骨が原因で強い炎症を起こしていることがあります。その背骨を元の位置に戻さないかぎり、なかなか炎症は治りません。しっかりと原因の背骨を見極め調整すれば2〜3日は炎症が残っても、その後は楽になります。これらの症例は調整を受けた前後で体のリズムが大きく変わるため、劇的な変化を感じてもらえます。

その一方で慢性的な症状にお悩みの方には、時々こんなことを言われます。「調整を受けてから何日かは良いんだけど、またつらくなるんですよ。」例えば、長年自律神経のバランスが乱れていたために、基礎代謝や免疫機能がひどく落ちてしまった方です。そんな方は根気よく、年単位で体の変化を追っていかなければなりません。なぜなら我々の体は栄養を体外から取り入れエネルギーを作ったり、細胞を壊しては作り直したりを繰り返しているからです。我々の調整はそのリズムを心地よくスムーズに続けられるようにしているだけで、車の修理のように部品交換をしているわけではありません。体のリズムを変えるには自分でも普段の生活習慣を見直していかなければいけないのです。不調を感じているときのリズムは不調を抱えている体が奏でているのです。そのままの生活では今のリズムを打ち続けようとします。それではいつか加齢とともにリズムを打つことすら大変になってしまいます。

しかし、長年でできてしまった体のリズムを変えるのはそんなに簡単ではありません。時には、健康になるために一生懸命になっていればいるほどそれを難しくしてしまっている人がいます。今の体のリズムで考えるので、考えれば考えるほど現状を維持しようとしてしまうのです。こんなときは、普段ならあまり相談を持ちかけないような人の考えを参考にするのも一つの手です。いつも優しくしてくれる人は相手を思うがために、「今のままで良いのよ」という声をかけてくれます。しかし、体のリズムを変えるためには「今のまま」の外に答えがあるのです。

私も優しさを否定しているわけではありません。ただみなさんにもっと健康になっていただき、みんながもっと優しく暮らせるようになってもらえたらと思っています。

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