おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

身体は自らを守り修復する

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我々は薬の処方やその効果を判断する立場にありませんが、手技による調整によって薬に頼らなくても症状が改善するということを、多くの臨床で経験しています。
それは我々が病気を治しているわけではなく、人は初めから自らを防御し、自らを修復しようとする能力(自然治癒力)を備えているので、その能力を十分に発揮できるように調整を施した結果です。

しかしその能力は一人ひとり違い、幅があります。
満たされた生活をしていて安定しているときもあれば、環境の変化により一時的に力が発揮できなくなっているときもあります。
それをその人にとって安定した良い状態にもっていくのが我々の役目です。

骨格の矯正などにより循環や神経伝達が良くなり、内臓器官の働きが正常に戻れば、ホルモンの分泌が正常に行われ、体内細胞の疾病に対する免疫の力が増します。
しかし調整だけで終わってしまったら、いずれまた不調はやってきます。
安定した状態を長く維持するためには、暮らしの中でできることの工夫も必要です。
力強く免疫が働くためには、細胞に十分な栄養が届き、しっかりとエネルギー回路が回っていなくてはなりません。
調整により身体のバランスを整えてから、正しい食事、運動、そして気持ちのバランスを整えることによって、さらに身体各器官の正常な働きを最大限に引き出すことができます。

健やかな身体を作るには、あなた自身があなたの良い主治医であることが大切なのです。

naizotyosei.info