おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

共生する

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ちょうど凪がおなかに宿った頃に我が家にやってきたカギしっぽのシロ。
野良猫だったシロは、白雪の降る冬の日に、縁側に保存用として置いておいた白菜の上に掛けておいた白い毛布の上を、ちょっと間借りするようにして我が家にやって来ました。
そんな出会いから考えることもなくシロという名前をつけましたが、飼い猫となり栄養が満たされたのか、シロというより薄茶色、それに丸々太ってひと回り大きくなりました。

シロの姿を見始めた頃は、うっすらとしかその存在を感じられなかった凪は、無事に産まれ、日差しの弱い時間に少しずつ外に出るようにもなりました。
そんな凪を、興味津々の犬達と違いシロは少しおっかなびっくり感じています。
少し目が不自由なシロは、とにかく安心してくつろげる私の側が大好き。
妊娠中母ちゃんが入院していた時、犬達はとってもさみしそうにしていましたが、シロだけは夜私にべったりくっ付いて眠れるのを嬉しそうにしているように見えるほどでした。
それが初めて凪を抱っこして近寄ったときには、びっくりしてなかなか近寄って来ません。
目が不自由なせいか、長年染み付いた野生の用心深さからか。
それでもしばらくして何となく分かったのか、明るい縁側で私と凪に近寄って来ました。

まだまだ野生の風格が漂うシロ
産まれたばかりで幼くとも全力で生きる凪
ちょっとたくましくなったけど、相変わらず悩み悩み凪を見守る母ちゃん
ケンカしながらも、毎日一緒に行動しているクロとダイコ
畑だか草むらだか分からない我が家の自然農畑の野菜たち
そして高山村の山々

ゆっくりと共に生きましょう。
せっかくだから楽しくね。

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