おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

今、おなかに手をあて想うこと

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妊娠出産というような大きなライフイベントに向き合うと、自分や家族、そして色々な方の健康を考えるときの視点が大きく広がります。
今を軸として、過去にも未来にも大きく広がるのです。

自分自身が子どものときにどう過ごしていたのか、家族や周りの人とどう関わっていたか思い起こし、これから始まる子育てや子どもの未来の生活に想いを馳せる。
予防医学や栄養医学を勉強するようになってから、施術をするときにその方が5年後も10年後も健康でいられるようにという視点が強くなりました。
今、その視点がさらに大きく捕らえられるようになり、そのために具体的に何をすれば良いのか見え始めてきた気がします。

何を食べ、どう動き、どのように思考するのか、過去にも未来にも広がり今に集中する。
一人ひとりに、家族に、社会に、生態系や宇宙にも広がり、私たちの細胞一つ一つにも相似して観えるものがある。

今私は、命について考えるのが嬉しく、未来にわくわくしています。
間もなくやって来る出産に向かって、夫婦で共有したかったのはこのような感覚だったように思います。
そんな感覚がおなかの中の命に伝わり、生まれ育つ。
我々大人はそれを壊さないように守る。
今、妻のおなかに手をあてながらそう想っています。

naizotyosei.info