おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

病は氣から

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ありきたりの言葉ですが、「病は氣から」とはよく言ったものだと、最近つくづく思います。
精神的、情緒的要因が自律神経や内分泌に及ぼす影響は、脳科学でも明らかになってきています。
氣の持ちようによって、病になったり、病から抜け出したりすることが多々あるのです。

私は皆さんの健康のお手伝いをする時に、マインドをとても大切にします。
どこに向かって生きていきたいのか、ゴールをイメージしてもらうのです。
ゴールが見えれば、自ずと道が見えてきます。
後は、やって来る分かれ道でどちらに進むか判断するだけです。
私が手助けするまでもなくしっかりとゴールの見えている方は、見る見るうちに健康になっていきます。
体のバランスを整え、時々うなずいてお話を聞いてあげるだけでいいのです。

ただ今の日本社会は少し難しく、失敗しないことを一番に考えるあまり、ゴールがイメージできない方もたくさんいます。
その中でせっかく見つけたゴールでさえ、リスクや不安ばかり聞かされていると、いつの間にかかき消されてしまいます。

野生の動物たちは至ってシンプルです。
今を夢中になって生きるだけなのです。
人間は高度な脳を手に入れたため、夢中になって生きることもできず、「なぜ生きるのか」さえ改めて考えなくてはいけなくなってしまいました。
だからこそ我々は、思考と感受性の両方を鍛えて、マインドをゴールに向けるのです。

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