おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

眠りについて考える

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お早うございます。
ぐっすりと眠り、しっかりと休めましたか?
今日は休息の代表格、睡眠について考えてみましょう。
睡眠も食事や運動と同じように、それが必要な理由があり、気持ちよく眠れていない人は、睡眠のメカニズムから外れた習慣を続けている可能性があります。

睡眠が必要な最大の理由は、寝ている間に脳から細胞内老廃物を取り除いていることです。
脳のデトックス能力は寝ている間にもっとも働きます。
日々の生活が忙しいと睡眠時間を削ってがんばってしまう方がいますが、睡眠不足で朝起きると脳のデトックスが充分行われていないためぼうっとしてしまい、かえって一日効率よく動けなくなってしまいます。
一般的に理想の睡眠時間は6〜7時間と言われています。
成長期の子ども達はそれ以上に長い睡眠が必要なのですが、大人以上に睡眠が不足している子ども達もいます。
大人も子どもも目まぐるしく一日を過ごし、「寝る時間をこれ以上増やすのは無理。」なんていう人もいるかもしれません。
しかし、睡眠不足のため日中頭が働かないのは本末転倒です。
誰しもなんとなくダラダラとやってしまっていることや、ムダな習慣があるものです。
落ち着いて整理して、睡眠時間にあてましょう。

睡眠は日中の覚醒と表裏一体です。
覚醒中は頭だけを使うのではなく、体全体を使って心地よく過ごす時間も大切です。
心地よい日中の過ごし方が心地よい睡眠を生み、心地よい睡眠が心地よい一日を生みます。
まずは、朝起きたら窓を開けるか外に出て朝日を浴び、夜はダラダラとスマホやテレビなどの強い光を見ていないで穏やかに過ごしましょう。
それによって覚醒と睡眠の切り替わりがうまくいきますよ。

くれぐれも眠る前に「どうしたらぐっすり眠れるか」なんて考えるのはやめましょうね。
かえって眠れなくなります。
そんな時は、目を閉じて考えるのをやめて、静かに呼吸だけに集中してみるといいですよ。

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