おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

膝が痛くて歩けない

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高齢者からの相談に多いのが膝の痛みです。
深刻な痛みは歩くのもつらくなり、一人暮らしの高齢者には生活が成り立たなくなる恐れさえあります。

私が住む地域では、多くの方が病院に行きレントゲン写真を撮ってもらい、「骨には異常はないですね。」と言われ、処方された経皮鎮痛剤を毎日貼って、無くなるとまた病院にもらいに行く。
この繰り返しだそうです。
しかし、経皮鎮痛剤は痛みどめです。
痛みを抑えても根本的な治療にはなっていません。
それに、膝の問題は骨だけに起こるのではありません。
膝の関節を支えている筋肉や靭帯にも目を向けなければなりません。
そして、膝を支え動かしている筋肉は腰から出ている神経によって働きます。
当然、腰椎の調整が必要です。

そしてもっと大切なこと、年をとるにしたがって自律神経は乱れやすくなり、おなかが過剰に緊張したり、逆に力がなくなったりします。
それが原因となり腰部にゆがみが起き、そして股関節、膝、足首にもゆがみを起こすのです。
しかし、年のせいだからとあきらめないでください。
年だからこそ、体のお手入れをしましょう。

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