おなかにてあて

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ダイエットやファスティングと肝機能

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巷では様々なダイエットが流行し、健康のためにファスティング(断食)をする人も増えてきました。
しかし、いろいろな方法を試してみてもうまくいかなかったり、ダイエットやファスティングにチャレンジしたためにかえって体調を崩してしまった人もいます。
その多くが、ただただやせることを目指していて、自分の栄養が足りているのか、しっかりとエネルギー回路が回っているのかを見ていないことが原因になっています。

ダイエットでいえば、ただ食事制限をするだけではうまくいきません。
エネルギー回路を回すのに必要な栄養素まで不足してしまうからです。
栄養が不足したために、体内の化学工場である肝臓が機能しなくなってしまいます。
ダイエットは一時的に成功したかのように見えて、ただやつれただけで、肝機能が落ちたために脂肪の分解がうまくいかず、あっという間にリバウンドしてしまいます。

一方、ファスティングは主に体内のデトックス(解毒)を目的に行います。
デトックスは2段階あり、一つの目のステップは細胞に貯まってしまった毒素を細胞から血液の中に出すことです。
ファスティングや腸内環境を整えることにより、この一つ目のステップをクリアしても不十分です。
二つ目のステップとして、血中から体外に出さなくてはいけません。
この二つ目のステップがうまくいっていないと、かえって体調が落ちてしまうことがあります。
血液の中に細胞から毒素が出てきたため、一時的に体調が悪くなってしまうのです。
そこで二つ目のステップで活躍しなければいけないのが肝臓です。
血中の毒素を分解して体外に出すためにがんばるのです。
この段階がうまくいかないと、毒素はぐるぐると体内を巡り、また細胞内に取り込まれてしまいます。
ですから、ファスティングもやはり肝機能を落とさないように行うのがポイントになります。
私は、いきなり数日間のファスティングにチャレンジするのではなく、先ずは週末に16〜18時間のプチファスティングをお勧めしています。
無理なファスティングは、一時的に体が軽く感じるために成功したかのように思えても、実は体の機能を落としてしまい、後に体調不良に襲われることもあります。

流行っているからと簡単に手を出さずに、自分の体調を良く把握して、できれば専門家のアドバイスを受けて行ってください。

naizotyosei.info