おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

食の好みは犬もそれぞれ

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私は「何を食べたら良いのか」というお話をするときには少し悩みます。
何故なら、民族や暮らしている国や地域によって傾向はあるにしろ、何を食べたら良いのかは一人ひとり、特に腸内環境によって違うからです。
一方でできるだけ食べないほうが良いものははっきりしています。
化学物質など、体内に入ることによって本来体が持っている機能を狂わせるものです。 

我が家には2匹の犬がいます。
1匹は隣り町で生まれた群馬の犬、名前はクロ、雄、3歳。
もう1匹は屋久島生まれの屋久犬、名前はダイコ、雌、2歳。
この2匹にしたって食の好みが全く違います。
それは一緒に散歩をした時、よく分かります。
クロはいつも下を向いて、畑に埋まっている芋や野菜の屑などを探して歩きます。
長毛のクロは暑い夏が苦手で、心臓に負荷がかかりやすいタイプなので、きっと地中に多いミネラル分を欲しがるのでしょう。
最近は、私もお気に入りのミネラルを多く含むアーモンドミルクをあげたりします。

一方ダイコは散歩中はハンターの目、草むらに隠れている動物達を常に探していて、飛び立つ鳥にはいち早く反応します。
短毛のダイコは南国屋久島生まれもあって、群馬の寒さは苦手、しかし暖かい日は肉食の野生動物のようにとてもパワフルです。
私は肌の乾燥を予防し毛細血管の状態を良好に保つため、お風呂上がりや日差しの強い日には肌にココナッツオイルを塗ります。
私がココナッツオイルを塗った時、ダイコは目の色を変えます。
舐めたくてしょうがないのです。
ココナッツオイルは飽和脂肪酸と言って、成分的には動物性の脂肪に近いのです。
最近は外にいてなかなかお家に帰ってこないと思うと、近くの田んぼからやってきたカエル達を夢中で追っかけています。

全く正反対の2匹ですから、毎日ケンカばかり。
そんな2匹が一週間前に我が家から脱走しました。
毎日ケンカばかりしてるのだから、自由になった時ぐらい別行動するかと思えば、ちゃんと2匹揃って徘徊してる。
まあ、仲が良いからケンカするんでしょうね。

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