「一体どのくらい早く病気は始まっていると思いますか?」
「半年前でしょうか、それとも2〜3年前でしょうか?」
驚くべきデータがあります。
- 心臓血管病は診断される20〜40年前から
- がんは診断される15〜20年前から
- アルツハイマーは診断される30〜50年前から
と言うことは、70歳になってアルツハイマーの診断を受けた人はすでに、二十歳のときにはその兆候が始まっていたかもしれないということです。
ですから今、行なっているからだのてあてが何十年後の健康につながるのです。
随分と気の長い話になってしまいますが、大切なのは今、健康のためにできそうな習慣があれば今すぐ始めることです。
そして、明らかに健康に悪影響がある習慣があれば、今すぐ止める努力を始めることです。
普段みなさんの背骨をみさせていただくと、きっと幼少期の頃からこの背骨は曲がっていたのだろうと思うことがよくあります。
長く曲がった背骨は運動神経や自律神経の働きを抑制して、不都合な体質を作ってしまいます。
そして一度できた神経のパターンはそれに縛られるように生活してしまい、習慣化してしまいます。
生き物は様々な変化を経て進化してきましたが、うまく習慣を変えられないために滅んでしまった生き物もいます。
しかし人間は発達した思考をうまく利用して、なかなか変えられないことを客観的に見ることができます。
なんとか今できそうなことを見つけて、今日から継続してみるのです。
真っ先におすすめしたいことがあります。
とにかく心地よく呼吸をして、からだを緩め伸ばしてください。
犬や猫を飼っている方なら見慣れた光景ではありませんか、彼らは必ず動き出す前に体を伸ばすでしょ。