おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

オーソモレキュラー療法

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私の暮らす群馬県高山村のような地方では、都市部のように治療の選択肢が多くあるとは言えません。
そんな中でも様々な分野で、皆さんの健康のために役立つよう真剣に取り組んでいる方が沢山います。
勝美内臓調整療法院もそんな方々と垣根を超えて協力し合いながら色んな取り組みができたらと思っています。

そして先日、以前から興味のあったオーソモレキュラー療法の栄養解析検査を受けてきました。
皆さんはオーソモレキュラー療法をご存知でしょうか?
オーソモレキュラー療法とは、栄養を補うことを通して健康を維持する治療で、命を支えるためのしくみ、ホメオスタシス(恒常性)を維持するためには先ずは不足している栄養素を補いましょうというものです。
残念ながらオーソモレキュラー療法による栄養解析検査はどこの医療機関でも行なっているわけではありません。今回私は都心まで出向き、普段栄養学、予防医学を学ばせていただいているドクターのクリニックで受けることにしました。

栄養解析検査は血液検査によって行われます。
先日、その結果を聞かせていただきました。
具体的にはここでは書きませんが、私が内臓調整療法の視点から、今私のからだはこんなバランスになっているのではないかと考えていた通りの結果でした。
それに、幼い頃からなんとなく気になっていた体質も説明がつくような内容でした。
この検査の結果は地方の健康診断の血液検査などでは分からない詳細な内容です。
それに、地方の健康診断では結局、検査数値が基準を超えていれば投薬の対象になることが多く、生活指導も全くないわけではありませんが、正直自分でインターネットで調べても分かる程度です。
これでは本質的な健康状態は測れないのではと思ってしまいます。
例えば、健康診断でコレステロール値が高ければ薬が処方されたりすることがありますが、低かったら大丈夫なのか、そのコレステロール値は他とのバランスでその値を示しているのではなど、もっと詳しく聞きたいことが出てきます。

私も今回初めて栄養解析検査を受けて、まだそんなにオーソモレキュラー療法について詳しく知っているわけではありません。
しかし、ホメオスタシスを維持するための根本治療という意味では、普段私が行なっている内臓調整療法と共通の目的を持っています。
我々哺乳類は体内環境を一定に保つために、多くのエネルギーを消費します。
それは単位体重あたりで爬虫類の10倍ものエネルギーを必要とすると言われています。
エネルギーを生み出すには、それだけの栄養が必要であり、その作用には我々がアプローチする自律神経が大きく関わっています。
どちらも欠かせないものです。

ただこの栄養解析検査は自由診療なため高額になります。
そして検査後、主にサプリメントによる栄養の補充を行なっていくのですが、医療機関で扱っている質の良いサプリメントを買い揃えるとやはり月にかなりの金額が必要となりそうです。
今後私も詳しくドクターからアドバイスを頂くことになっています。
そこから、特に地方に暮らす人たちにこのオーソモレキュラー療法を役立てるための情報が得られたらまたブログにつづってみたいと思います。

それでは、次回更新は4月12日(金)です。お楽しみに。

naizotyosei.info