おなかにてあて

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O脚とX脚

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勝美内臓調整療法院にはどこかが痛いとかしびれるというご相談だけでなく、姿勢が気になるというお悩みの方もたくさんやってきます。

その中でも多いお悩みの一つがO脚を直したいというご相談です。
O脚とは、足をそろえて立ったときに両膝関節の間が開くものをいい、俗にがにまたなどと言われ、見た目から特に女性の場合できれば直したいという人が多くいます。

これに対して、膝から下が外に開き、膝を密着させても両くるぶしがつかないものはX脚といい、O脚ほど見た目から気にする人は少ないのですが、極度のX脚は膝関節の内側が張り出すような形になるため関節障害を起こしやすくなります。逆にO脚は膝関節の外側が張り出すような形になってしまうため、やはり関節障害を起こすことがあります。

多くの方が外見を気にしてご相談されるのですが、内臓調整療法の場合おなかの中からアプローチします。アスリートのように膝に負担のかかる動きを繰り返しているため、それが大きな原因である場合もありますが、それでもおなかの中の状態が全く影響していないというケースはありません。

基本的に膝関節は折り曲げる動作をしたときに内側に入るように動きます。つまり、X脚の人は膝が曲げやすく伸ばしずらく、O脚の人は反対に伸ばしやすく曲げずらいのです。
そして膝を曲げている方が楽なX脚気味の人は、おなかの中に緊張している臓器があり、その臓器をもっとしっかりと支えるようにしたり、緊張のため痛みを起こしていれば、緊張を緩和して痛みをやわらげるように筋肉がおなかを縮めるように働きます。それに伴い膝は曲がってきます。
反対に、何らかの理由により静脈の流れが滞り、おなかの中ににうっ血(静脈の血が異常に多くたまった状態)が起こっている場合、うっ血した部分に十分な空間を保とうと筋肉はおなかを伸ばすように働き、それに伴い膝も伸びてきます。

そして、これらの血流のアンバランスはおなかの中に根本原因があることもあれば、根本は心臓や肺など胸にある臓器に原因があり、それらとのバランスを取るためにおなかにも緊張やうっ血が起こってしまうこともあります。

きっと、O脚ともX脚とも意識をしたことがない人でも少なからずどちらかの傾向があり、腰がねじれるようなバランスになっている人は、膝もねじれるようになっていて両膝が同じ方向に折れるようなくの字になっています。
そしてこのような方は、正座から両足をどちらかに投げ出すような横座りや、椅子に座るときに片足を上げて脚を組む癖があったりします。

このように膝の曲がりはからだの中心から起こっていることが多いのですが、健康法や美容法にはただただ膝の曲がりを無理やり矯正するものが多くあります。
それでは、からだの中心は曲がったままで、膝も無理やりまっすぐにしているだけになっています。
そして、いずれからだの中心も膝も悲鳴を上げてしまいます。

よく言う言葉ですが、姿勢もからだの中から美しくなりましょう。
それでは、次回更新は3月26日(火)です。お楽しみに。

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