おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

手しごと

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只今 小さな本を作っています
タイトルはこのブログと同じ「おなかにてあて 」です
もう少しで完成しますの出来上がったらお知らせしますね

内容はブログと同じく お悩みの症状と自律神経のお話が中心ですが
今回私が20代の頃に描いた絵を 挿し絵として添えてみました
線で描いたものばかりですが 久しぶりに見てみるとおもしろいですね
今ひとつひとつの線画を見ても 描いた当時の気持ちを思い出します

実は私は美大に通い絵本作家を目指していました
それがいつの間にか治療家になって
絵を描くのと同じように 指先の感覚を確かめながら一人ひとりてあて をしています

もっと昔の話をすれば
父は大工 母は農家生まれで
仕事と言えば手を使ってするものだと思って育ち
小学生の頃から 父に現場に釘打ちの手伝いに連れて行かれたり
母方の祖父の田植えや稲刈りの手伝いをしました

私はそんな手しごとの手後を見るのが大好きです
今は色々な仕事が機械で行われるようになり
昔の家のように 柱に職人さんのカンナの手触りが残っているなんてことは少なくなりましたが
高山村で暮らしていると お百姓さんのちょとした手仕事に感心することがよくあります

治療に関しては 多くの人の健康に関わっているので
できる限り正確な知識を得ようと 勉強もたくさんしますが
最後の最後は指先から伝わる感覚を信じて行います
よくハンドパワーなんて言い方をしますが
超能力のようなものではなく 生き物は皆
からだの中の神経伝達においても からだの外での触れ合いにおいても
電気のやりとりのようなエネルギーが交換されています
昔から手間ひまをかけたものには愛情が加わるなんて言いますが
本当だと思います
実際にそのようなことが科学の世界でも証明されてきていますしね

今日もこれから手間ひまかけて 手しごとをします
それでは 次回更新は11月16日(金)ですお楽しみに

naizotyosei.info