おなかにてあて

勝美内臓調整療法院のBLOG お悩みの症状と自律神経のお話です

糖質と脂質

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おはようございます。
前回お約束した糖質と脂質のお話をしましょう。

健康に暮らすために真っ先にオススメしたいことの一つが糖質を減らすことです。
「でも、糖質はエネルギーになるから必要だって聞いたし、甘いものはいい気分転換になるんですよ。」という人もいらっしゃると思います。
そしてこのような人は、甘いものをとらないとエネルギー不足を感じるそうです。

確かにエネルギーとしての糖には大きなメリットがあります。
糖質の消化はすばやく、ブドウ糖や果糖などとして即座に血液に流れ込み、細胞でエネルギーとして活用されます。
ブドウ糖は細胞のエネルギー源としてとっても優秀です。脳も筋肉もブドウ糖なしには動けません。
そのため、甘いものをとるとすぐに元気になったり、気分が良くなったりするのです。

しかし、便利なものには必ずデメリットもあります。
安定して糖質をエネルギーとして使うのに、少し手間ひまをかけなくてはいけません。
その大きな役割を担っているのが肝臓と膵臓です。
肝臓は必要に応じて、ブドウ糖や果糖をグリコーゲンや中性脂肪として蓄え、膵臓はインスリンというホルモンにより、血液中の糖をエネルギーとして使うため、細胞内に取り込ませる働きをします。
こうして肝臓と膵臓の働きにより血糖値を安定的に保とうとするのですが、あまりに糖質をたくさんとっていると、肝臓や膵臓が疲れてしまったり、糖を取り込む細胞側がうまく機能しなくなってしまいます。
これが糖尿病の始まりで、だんだん血糖値が安定しなくなり、高血糖と低血糖を繰り返すようになってしまいます。
そしてこの仕組みが、糖質に依存してしまう中毒性を起こすのです。

それで糖質を控えるといいのです、それだけではエネルギーが不足してしまいますね。
そこで、もう一つのエネルギー源である脂質をうまくとりましょう。
ただし、脂質にもデメリットがあります。
糖質は反応生が高く瞬発的に力が発揮でき、酸素がなくてもエネルギーになります。
一方で脂質は一旦糖に作り変えてエネルギーにしなくてはいけなく、酸素がなくてはエネルギーにできないのです。
それに人は進化の過程で、使いきれない糖質や利用しきれないタンパク質を、脂肪細胞として蓄え、いざというときにまた糖に変えて使うようにして、エネルギーを効率よく使ったり、蓄えたりするようになったのです。

しかし、身近でとれるものを食べ砂糖が貴重だった時代と違い、今はお金を出せば甘いものはいくらでも手に入ります。
糖質をとり過ぎていると、エネルギーを貯金してばかりで、下ろして使う暇がなくなってしまいます。
そうするとやがて、貯めた脂肪をもとに戻す力がなくなってしまいます。

まずは自分のからだがどのくらい糖質に依存しているのかを知り、少しずつ脂質もエネルギーとして使えるように体質を変えていきましょう。
くれぐれも、今の体質を無視した急激な糖質制限はやめてください。
すぐにはアブラを燃やせないため、極度のエネルギー不足に陥ってしまいます。
どんな健康法でも大切なのは自分のからだと会話することですよ。

それでは、次回更新は9月28日(金)です。お楽しみに。

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