おなかにてあて

勝美内臓調整療法院のBLOG お悩みの症状と自律神経のお話です

体の硬い子どもが増えています

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昨日、運動とおなかの関係をお話ししましたが
運動以前に正座で座れないというお子さんの相談を受けることがあります。
よく高齢者の中には膝が痛くて正座ができないという方がいますが
成長期のお子さんにもこの悩みを持つ子がいるのです。

当たり前にできる人にとっては「えっ」と思うかもしれませんが、本当にできないのです。
こんなお子さんを診させていただくと膝関節に関係する筋肉が非常に硬く、関節を曲げるのが難しくなっています。
そしてやはり、おなかの緊張が強い子ばかりです。

おなかの臓器に緊張があると、腰はそこをかばう形で歪みを起こします。
腰椎からはお尻や脚の筋肉に伸びる運動神経が出ているため、腰椎に曲がりが起こると膝周りの筋肉にも継続的な緊張が起きます。

ある症状から長期的投薬治療を続けているお子さんの腰部レントゲン画像を見せてもらったことがありますが、成長期にしてすでに脊椎管狭窄症のように、背骨を支える靭帯が脊髄神経の圧迫を起こしているように見えました。
このような状態だと脚の裏側の坐骨神経の領域にまで強い拘縮や痛みが起こることがあります。
高齢者にはこのような腰椎の状態の人が多くいますが、成長期の子どもでもこのような腰になっているのかとびっくりしました。
おなかの緊張が強いため腰をしっかりと支えることができずに靭帯が緩んでしまっているのですが、放っておけば靭帯は肥厚して硬くなってしまいます。
それにこのような箇所には骨の変形が起きやすいのです。

このレントゲン画像を見た時に「このまま成長してしまったらどうなるんだろう。」と愕然とし、医療を補完する立場として我々の役目をより痛感しました。

幸いこの子の場合は、投薬を必要とする症状も治まりつつあり、近いうちにドクターの了解の元、薬がやめられそうです。
それまで、薬の副作用による肝臓の緊張を和らげたり、体の歪みをリセットする調整を続けることになっています。

実際に靭帯の変性や、骨の変形がどうのように進むかは想像するしかありませんが、やれるだけのことをやるしかありません。
そう考えると我々は努力を惜しんではいけないと日々思います。

正座ができなかったお子さんが、一度腰椎を調整しただけで、その場でできるようになったこともあります。
その時のその子の嬉しい顔は今でも覚えています。クラスで自分ひとりできなかった正座ができたのですから、本当に嬉しかったそうです。

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