おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

季節の変化とからだのゆらぎ

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全国各地で不安定な天気が続き、災害の不安に落ち着かない日々を過ごしている方もいらっしゃるかと思います。
一刻も早く落ち着いた生活を取り戻せるようお祈りしております。

先日群馬県北部でも1時間に約100ミリの猛烈な雨が降り、その後も雨模様の肌寒い日が続いています。
それ以前は真夏日が続き
観測史上初めて関東地方で6月中に梅雨が明けました。
しかし思い起こすと、6月の半ばにはまだ薪ストーブに火を着ける日もあったのです。

勝美内臓調整療法院にいらっしゃる方の中にも、目まぐるしい季節の変化に早くも夏ばてを感じている方がいます。
そんな方の調整には特別気をつけなくてはなりません。
疲れたからだに強すぎる刺激を入れて、余計に疲れさせてしまわないことが大切です。

からだは様々な変化に対してゆらぎながらバランスをとっています。
治療といっても急激な変化を起こせばかえって負担になります。
大切なのは止まらずにゆらいでいられることなのです。

大きな時代の変化
季節の変化
場所を移動したために起こる変化
会社や学校など所属する人間関係が大きく変わったために起こる変化

それに外部の環境の変化だけでなく
思春期や更年期のように、人生の中には体内の環境が大きく変化する時期もあります。
変化が大きければ大きいほど、からだはバランスをとるのが難しく一時的に様々な症状を起こします。

人は様々な変化に対して、どう順応していくかを課題として進化してきました。
しかし近頃は、長い時間かけて手に入れた自然治癒力を忘れてしまった治療や患者が増えています。

私たちはロボットではありません。
ゆらぎましょう。

naizotyosei.info