おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

朝露に濡れた畑で

私の朝の日課は、カギしっぽのシロをおともに庭の畑の見回りから始まります。今朝も朝露に濡れた自然農法の畑はキラキラしていました。 今年の春からは出産前後の生活で忙しく過ごしていましたが、自然農法の良いところはほんのちょっとの手助けで十分、手間…

たまには食べない

おはようございます。おいしく朝食を食べ終えましたか?実は私は週に一度だけ、日曜日は朝食を食べません。土曜日仕事を終え夕食を食べてから、週末ファスティングをしているのです。 この週末ファスティングを始めたきっかけは、年々筋肉の疲労が増してきて…

食べないダイエットはリバウンドしやすくなる

古代より人間は飢餓との闘いを続けてきました。ようやく食事を十分に摂取できるようになったのはごく近代になってからです。しかし地球規模で見れば貧富の格差がどんどん広がり、人間の欲のために生態系が壊されるなど様々な問題が起きています。それでも日…

何を食べたらよいのか

勝美内臓調整療法院の庭には小さな畑があります。その他、暖房用の薪が山積みになっているので、「ここは何屋さん?」とよく言われます。私の父方は代々大工の家系、母方は農家の家系で、特別意識することなく生活は自給するものだと思って育ちました。家族…

暮らしを見直す

シロはどこでも寝床にする。とにかくそのとき、一番心地よい場所を見つけるのだ。今日は縁側の片隅で、私の園芸道具が散乱している中、発泡スチロールの箱の蓋を上から被せてあったシーツごとうまくつぶして寝ていた。秋の陽だまりに発泡スチロールがちょう…

力まず心地よく動く

勝美内臓調整療法院では施術だけではなく、その人に合った体の使い方やトレーニングの指導をしています。しかし、普段痛みで悩んでいる方への運動のアドバイスは意外と難しいのです。 例えば膝が痛く医療機関に行き、こんな流れになることがあります。レント…

体の硬い子どもが増えています

今週は運動とおなかの関係をお話ししていますが、運動以前に正座で座れないというお子さんの相談を受けることがあります。よく高齢者には膝が痛くて正座ができないという方がいますが、成長期のお子さんにもこの悩みを持つ子がいるのです。 こんなお子さんを…

抱っこ

凪はずいぶんと重たくなりました。私はまだ楽々と抱っこできますが、小柄な母ちゃんには重たそう。それでもさすがだ、とっても優しく抱っこする。凪もやっぱり母ちゃんに抱っこされるのが一番みたいだ。この優しく包み込む感じは私には真似できないな。 それ…

身体は自らを守り修復する

我々は薬の処方やその効果を判断する立場にありませんが、手技による調整によって薬に頼らなくても症状が改善するということを、多くの臨床で経験しています。それは我々が病気を治しているわけではなく、人は初めから自らを防御し、自らを修復しようとする…

人体の構造と機能

人体の構造と機能は非常に密接な関係があります。オステオパシーでは、構造すなわち骨格に異常が現れれば体の機能に変調を来たすと考えられ、構造が機能を支配すると考えます。よって骨格の歪みを正せば、体の機能を回復させることができ、器質的な(病理学…

身体は一つのユニットである

人間の身体は、一つのユニットである。 これは、オステオパシーと内臓調整療法に共通する原則です。しかし当院に訪れる方のお話を聞くと、医療機関で行われている治療は局所的な治療、また単器官への治療法が主体になっているように思います。 例えば、膝が…

オステオパシー

他の治療法がそうであるように、内臓調整療法は過去の優れた治療法をベースに、それを進化させています。ベースとなった一つがオステオパシーです。オステオパシーは19世期にアメリカのアンドリュー・テーラー・スティル医学博士によって創始されました。人…

共生する

ちょうど凪がおなかに宿った頃に我が家にやってきたカギしっぽのシロ。野良猫だったシロは、白雪の降る冬の日に、縁側に保存用として置いておいた白菜の上に掛けておいた白い毛布の上を、ちょっと間借りするようにして我が家にやって来ました。そんな出会い…

ゆっくりいきましょう

ここ一年ぐらい私は来てくださる方に、「あまり来ないほうがいいですよ。」と伝えることが増えました。決してお金に不自由がなくなり、そんなに働かなくてもよくなったわけではありません。いざと言うときには治療も大切ですが、それ以前にやはり、暮らしが…