おなかにてあて

子どもに伝えるおなかのお話

秋立つ頃

今日から我が家はお盆休みです。立秋を過ぎ暦の上では秋に入りました。私が住む高山村では、雨の日の朝は肌寒く感じるぐらいです。雨続きの毎日でお家でゆっくり過ごしていますが、西日本各地で災害と隣り合わせにいる人たちのことを思うと、どうかご無事で…

十里四方の暮らし

「母から十里四方のものを食べていたら間違いないよと、よく言われていたんですよ。」 当院に長年通ってくれている70代の女性からこんなお話を聞かせてもらいました。詳しく聞いてみると、半径五里(約20㎞)の範囲で採れる食べ物を食べて生活していたら健康…

波を伝える

一昨日、凪は2歳の誕生日を迎えました。産まれてから風邪ひとつ引かずに元気に育ち、名前の通り毎日笑顔いっぱいで過ごしています。「風が止み、波が穏やかになること」そんなふうに生きてくれたらと、凪(なぎ)と名づけましたが、この2年社会はそれとは真…

くつろぎの姿勢

人はおなかに何か異変が起こった時、異変の起こったところをかばって、今一番楽な姿勢をとろうとします。例えば、何らかの理由により静脈の流れが滞り、どこかにうっ血(静脈の血が異常に多くたまった状態)が起こると、筋肉がうっ血した部分に十分な空間を…